起業したいと準備をしている段階やすでに動き出した段階など、いろいろなステージごとに、行き詰ったり、不安になったり、取り組まなくてはならない課題が出てくるものです。

小さい日常的なレベルから、大きな金額が絡む交渉事まで、さまざまな願いを叶えてくれて、チャンスの気をもらえる神社や仏閣へのお参り方法があります。

このページでは、不安に襲われたり、自分の力ではどうしても対処できそうにない物事が出てきたりした際に、とても効果的な神社仏閣の活用方法について解説していきます。

チャンスの気をもらえる恵方参り

「恵方参り」という言葉はご存知でしょうか。2月にスーパーやコンビニなどで、恵方(その年の吉方位)に向かって食べると運気アップするとの文言で売り出される「恵方巻き」とは違います。

恵方巻きの信じがたい由来

恵方巻きは、その年の恵方の方角へ向かって、海苔巻きを食べると縁起が良いと、食品業界が仕掛けて流行らせたものです。残念ながら恵方巻きを食べても、吉効果はまったくありません。

恵方巻きは一説によると、花やしきの芸子さんたちが、旧正月でひいきにしている旦那さんが自宅へ帰った際に、ちゃんと自分のもとへ戻ってきてくれるようにと、旦那さんの下半身についているものに見立てて、近くのすし屋に巻きずしを作らせ、旦那さんの自宅のある方位に向かって食べたのが由来といわれています。いわゆる下ネタなのです。

そのようなゲン担ぎの風習に、食品業界が目を付け流行らせたものですから、縁起が良いとは言えません。食品業界の戦略に乗せられているだけです。

恵方参りでチャンスをつかもう

上記のように、恵方巻きはまったく意味のないものですが、「恵方」呼ばれるチャンスの気がめぐり、訪れることでチャンスをもらえる方位は確かにあります。

貴重なチャンスの気をもらい、願いをかなえるために、その気がめぐる方位にある神社や仏閣へお参りに行くことを「恵方参り」と言います。

恵方以外の神社仏閣は、日ごろの感謝を伝えるところで、お願い事をする場ではありません。

自宅から見て、恵方の神社仏閣だけが、チャンスを与えてくれて、お願い事を叶えてくれる場所なのです。恵方は毎年変わります。九星気学は旧暦を使用しますので、2月4日を新年への切り替わりの日とします。

恵方の神社仏閣を確定する際には、寝泊まりしているところ(基本的に自宅)からみて、最低750m以上離れた場所(できれば2km以上)離れた恵方の神社や仏閣を探さなくてはなりません。

では、ご自宅から見て、恵方の神社仏閣を探す方法を解説していきます。

恵方の神社仏閣の探し方

恵方は毎年変わります。下の地図で斜線を引いたところが2018年と2021年の恵方のエリアです。

自宅から直線距離で750m以内の部分を円で色づけています。750m以上離れた恵方にある神社仏閣を探しましょう。この色付けた円(半径750メートル以内)の範囲は方位のエネルギーが発生しません。自宅と同じエネルギーが満ちていると考える範囲です。

恵方となる方位

それでは、恵方となる方位を確認していきましょう。恵方は東、西、南、北のいずれかの方位になります。東西南北はそれぞれ30度の範囲です。その中でもより恵方のエネルギーが強いのは、30度を3等分した10度の範囲となります。下の表にまとめました。

恵方が付く方位 よりパワーのある恵方の範囲
2018年 南30度のうち東寄りの10度
2019年 東30度のうち北寄りの10度
2020年 西 西30度のうち南寄りの10度
2021年 南30度のうち東寄りの10度
2022年 北30度のうち西寄りの10度
2023年 南30度のうち東寄りの10度
2024年 東30度のうち北寄りの10度

恵方は、東、西、南、北のみにつき、北西、南西、南東、北東は恵方になりません。東、西、南、北は30度、北西、南西、南東、北東は60度の範囲とし、青いラインで示しました。

東、西、南、北の30度の青いラインで囲まれた範囲の中に、赤いラインが引かれていることをご確認ください。この線は、恵方を探すときに使用する線で、中央にひかれているわけではありません。東、西、南、北の30度を3つに分けた10度のところにひいてあります。

30度を10度ごとに3つに分けて引かれた赤いラインと青い東、西、南、北を区切る線との間にある神社仏閣へお参りに行くとよりパワーの強い恵方参りができます。しかし、この10度の範囲内に神社や仏閣が見つからない場合は、恵方がついている方位の範囲内であれば、恵方参りとして有効です。

たとえば、2019年は東に恵方が付きますので、自宅から東30度の範囲内にある神社仏閣にお参りに行けば恵方参りになります。よりこだわるのであれば、さらにパワーの強い北寄りの10度の範囲内を探してください。

ただし、あくまでも2019年の恵方は東ですから、北東や南東との境界線ギリギリよりも、真東のほうが恵方参りとして有効です。

このように、恵方は東西南北にしかつきません。世間一般的に、恵方巻きを売り出す際には「今年は南南東が恵方です」などと言いますが、間違っていますので注意しましょう。正しくは「南30度のうち東寄りの10度が恵方です」という表記になります。

該当する範囲内であれば、神社仏閣の大きさや祭られている神仏の種類は関係ありません。天と繋がるために神聖な場所をお借りしたいだけだからです。

ただし、稲荷神社と墓地のみの檀家寺院は恵方参りには適しませんので避けましょう。お寺の場合、ご本尊様が祭られていて、一般の人がお参りに行けるところでしたら該当します。

ご自分の恵方の神社や仏閣が見つかったら、さっそく恵方参りに行ってお願いをしましょう。

恵方参りに行くタイミングはいつ?

恵方参りに適した時間はいつがいいですか?とよく聞かれますが、特にありません。いつでもご都合のいい時にお参りに行っていただいて大丈夫です。

毎日行ってもかまいませんが、特に天に思いが通じやすいのは、夏至・冬至・立春・立夏・立秋・立冬・陰遁と陽遁の日盤切り替えの日とされています。当日に行くのが最も良いのですが、難しい場合はなるべく近い日に行くようにしましょう。

恵方参りの作法

まず、神社についたら、鈴を鳴らし、2礼2拍手1礼し、右手で天を指し、左手で地を指し、天と地と人(自分)を1つに結んでください。手はまっすぐ伸ばした方が良いですが、他の人がいるなど、恥ずかしかったら胸の前で小さくポーズをとってくださっても大丈夫です。

出典:https://www.pictaram.org/post/BSnsaabAlt7

このポーズは、お釈迦様が生まれたときに7歩あるいて、天と地を指し「天上天下唯我独尊(てんじょうてんがゆいがどくそん) 」と発したとされたことに起因します。

そして、ポーズをしたまま、「恵方参りに来ました」と言ってください。その後、住所、氏名、お願い事1つ言いましょう。

お願いことは1つに絞り、できるだけ身近で具体的なお願いをしてください。行くたびに内容を変えて構いません。また、何度行っても構いませんが、1回につき、1個のお願いをするようにしましょう。

その後、下記の文章を唱えてください。

  • 私にチャンスをください。
  • 私にチャンスかどうか見抜く目をください。
  • 私にチャンスに乗る勇気をください。

一度天にオーダーしたお願いごとは、信頼して待つようにしてください。何度も同じお願い事をすると信頼していないことの証明になります。同じお願いがしたい場合は、角度を変えて言ってください。お願いの言葉は、自分主体に言うようにしましょう。

例えば、子供に勉強させたいとします。
「息子が勉強しますように」はダメです。
「息子が進んで勉強をするような声かけができますように」とか
「息子が受験に合格するためのサポートが万全にできますように」
というような感じで、自分を基準にしたお願いにしてください。子供とはいえ、自分以外のことは変えられません。

お願いと3つの文言を唱えたら、最後に深く1礼(1拝)して、神社仏閣へご縁をいただいたことに感謝をして参拝は終了です。

私も恵方参りには、毎年何度も行きますが、かなり高い確率でお願い事をかなえてもらっています。

叶い方については、自分の想像を超える形で訪れる場合があるものです。想像以上に物事がスムーズに進む場合もありますが、本当にこれが叶ったといえるのかと疑いたくなる場合もありました。しかし、時間が経過すると、その叶い方がベストだったと思えたものばかりです。自分にとって、ベストな結果を運んできてくれるハッキリといえます。

自分の思考では考えられない領域で、最適な状態へと導いてくれるのが恵方参りの恩恵なのです。

まとめ

起業するなど新しいチャレンジをするときには、今までの知識や経験を超えたたくさんの問題に直面します。お客様への対応の仕方や、取引関係先とのやり取りの中での問題など、自分の力不足を感じたり、誰かに何とかしてほしいなと思うことは多々あるのではないでしょうか。

そんな時は、願いをかなえるために、天の気と繋がる方位にある神社仏閣へ行く「恵方参り」という天を味方に付ける方法を活用してください。自分の想定を超えるベストな方法で解決へと導いてくれます。

その年によって、恵方の神社仏閣が違いますので、いつも同じ神社仏閣へお参りに行けば良いというものではありません。しっかりと地図で確認をしてください。同じ家に住んでいる方なら、一緒に行くことができます。ご夫婦やご家族で起業する場合などは、一緒にお参りに行かれても良いでしょう。

1年中いつお参りしても構いませんが、特に立春、春分、夏至、秋分、冬至の節代わりの日とその前後2週間が、天と繋がりやすい時期ですので、特におすすめです。

そしてその年の終わりには、その年1年お世話になったのですから、必ずお礼参りをしましょう。それが礼儀というものです。