旅行や出張などで遠方へ行くときには、トラブルに巻き込まれたり、嫌な思いをしたりしたくないと思うものではないでしょうか。旅行はもちろん出張などの仕事の用事であっても、せっかくなら楽しく有意義な時間を過ごしたいと思うものです。
仕事(出張)の場合は、相手側の都合もあり日を選べないかもしれません。でも、複数の候補日の中から選べるのであれば、吉方位で行けるように調整したいものです。そうすると吉方へ行った効果で望む結果へと話が進んだり、契約がまとまったり、大きな利益を得ることができます。
では、凶方位へ行った場合はどうなるのでしょうか。
このページでは、私がどうしても参加したいセミナーを凶方位で受講した結果をお伝えします。
もくじ
旅行や出張などで遠方へ行くときには方位を気にするべき?
旅行や出張の方位は関係ないのか
旅行や出張など、自分のいつもの行動範囲ではなく、遠方へ行くときには方位を気にした方が良いです。
良い方位で行くと、すべてのスケジュールが順調にこなせるだけでなく、充実感を得られたり、高い満足度を得られたりします。私自身も今まで予想以上に良い待遇を受けたり、予約していた部屋がなぜかグレードアップされていたりといったことが何度もありました。
逆に凶方位で行くと、トラブルに巻き込まれたり、予定を変更せざるを得なくなったりするものです。悪天候で十分に楽しめなかったり、目的が果たせなかったりしたこともあります。
私はこの九星気学による方位術を学んでから、いろいろな方位へ旅行や仕事で行く際に検証をしてきました。
旅行や出張の方位なんて気にしなくていいと言われたり、そんなことを気にしていたら楽しくないなどと言われたりしますが、検証すればするほど方位の影響が移動中に色濃く出ることに驚かされます。
旅行や出張へ行く際の方位の見方
方位を見る際には、遁甲盤(とんこうばん)といういつどこに何の気がめぐってきているのかを見極める盤面(ばんめん)を使用し、方位の吉凶をみていきます。
盤面は基本である後天定位盤(こうてんじょういばん)、毎日変わる日盤(にちばん、ひばん)、月に一度変わる月盤(つきばん、げつばん)、1年に一度変わる年盤(ねんばん)があります。これらを組み合わせてその旅行や出張の吉凶を判断するのです。それそれどの盤面を使用するかは、距離や日数によってちがいます。
3泊までの旅行は日盤で、出発日に最終目的地の方位がどこかを確認し、吉凶の判断をしていきます。海外旅行や4泊以上の長期旅行は月盤も見て判断しましょう。月盤の影響を4日目以に受けることになるからです。
移動による吉凶の影響は距離と滞在期間に比例して大きく受けることになります。どの方位へいつ、何キロくらいの距離で、滞在期間はどれくらい移動するのかをしっかりと把握して判断するようにしましょう。
海外旅行へ凶方位のタイミングで行くとかなり大きな悪影響を受けることになるので注意してください。距離が近くて日帰り旅行程度であれば、吉凶ともにその日限りのエネルギーですから大して問題にはなりません。
しかし、海外旅行で凶方位となると、のちに響きますので注意が必要です。運気を上げたいと思っているのであれば、必ず吉方位になるタイミングで行くようにしましょう。
凶方位に行くことによる影響力
凶方移動が影響する期間
凶方位には5つの種類があり、引っ越しの際にはどれも絶対に避けなければいけません。引っ越しによる方位の影響は60年続くからです。引っ越し後60年間不調に見舞われると考えると恐ろしくなります。
しかし、旅行や出張で凶方位へ行ったくらいでは、その旅行や出張期間中とその後数日の不調で収束します。旅行や出張の方位の吉凶で人生がガラッと変わるほどの影響力はありません。
トラブルに巻き込まれるといっても、数日ですからさほど気にしなくても良いという考え方もあると思います。
しかし、せっかく手間とお金をかけて行くのですから、楽しくそして、運気を上げる旅行や出張にしたいものではないでしょうか。
五大凶方とその影響
凶方位には、下記の5つの種類があります。
五黄殺(ごおうさつ)、暗剣殺(あんけんさつ)、破壊殺(はかいさつ)、本命殺(ほんめいさつ)、的殺(てきさつ)です。
このうち、誰でも共通して凶方となる方位が、五黄殺と暗剣殺と破壊殺です。本命殺と的殺は個人別の凶方位なのでそれぞれの人によって違います。
簡単にそれぞれの凶方位の特徴を簡単に書いていきますと
- 五黄殺…イライラすること、ムカッと来るがある。サービスが悪い
- 暗剣殺…人に巻き込まれる、不意打ちに合う、夜にトラブルが多い
- 破壊殺…目的が達成できない、モノや関係性が壊れる、予定通り進まない
- 本命殺…無理しなくてはならないことが起こる、否定される
- 的殺…予測と違うことが起こる、臨機応変な対応を迫られる
このようなことが起こるのです。ただし各方位に何の星がめぐってきているのかで上記のキーワードがどのように出るかは変わります。
悪い方向へ旅行や出張へ行くときの対処法
旅行は自分で日程が選べるため、凶方位になる日には行かないようにしていきましょう。凶方位へ行くと、天候が悪かったり、トラブルに巻き込まれたりするからです。でも、出張などでどうしても凶方位の日程になる場合があります。私も県外で研修を受けたり、講座を行ったりするため、毎回方位を確認し対策をしています。
凶方位へ行くときの対処法
凶方位への旅行や出張へ行かなくてはならなくなった場合、その日の朝、自宅から750メートル以上離れた吉方位にあるコンビニやカフェなどで、その土地のエネルギー(火と水)を使用したものを飲食します。
これで体内に吉のエネルギーを入れることができました。できれば20分ほど滞在できれば完全に吉の気によってプロテクトできます。
ただ、朝吉方位となる場所へ行った距離と旅行や出張先との距離を比べた際に、朝自宅から取った吉方の方が近いことがほとんどです。
そうなると、完全に凶方位からの悪影響からプロテクトされているとは限りません。しかしダイレクトに凶方位に行くよりも大難が小難に、小難が無難になります。
それでは私が実際に凶方位へ行った場合を見てみましょう。
一白破壊方位への出張
九星気学で使用する盤面(方位を見る図)は、太陽の運行をもとにしているため北を下にして表記します。下の写真は、毎日の吉方位を確認する日盤(ひばん)です。
赤くなっているところは誰しもが凶方位となる「五黄殺、暗剣殺、破壊殺」です。この場所に行くとトラブルがあることを示しています。
このほかに個人的に凶方位になるのが、本命殺、本命的殺という方位です。
私は本命星が一白水星なので、「一」と表記されている方位に行くと本命殺という凶方位になります。
この日(8日)に東京へ毎年年末恒例の九星気学のセミナーを受講しに行きました。我が家から東京は「一白の破壊殺」です。(赤丸のところ)
破壊殺は誰もが凶方位であり、一白方位は私は本命殺となります。この日の出張先は、私にとっては2種類の凶方が重なっている方位です。
そこで、緑色の円で示した北の七赤吉方で買ったものを食べたり飲んだりして吉を取っていくことにしました。吉のプロテクトをしたのです。
以前行ったことがある会場でしたし、東京駅での乗換はイメージトレーニングしていたので、30分くらいはスタート時間まで余裕があり、大丈夫だろうと思っていました。
しかし、この日は東京駅構内の工事を行っていたのです。迂回したり迷ったりした結果、到着がスタートギリギリに滑り込んだ形になりました。
一白凶方位は道に迷うのです。それでも、無事間に合ったのは朝にちゃんと吉方位へ行って飲食物を取ったおかげです。もし、取って無かったら間に合っていないと思います。
さて、セミナー受講後は九星気学と関係のない仲間と忘年会に参加しました。飲みすぎた気がしますが大変楽しめました。これは、朝の七赤吉方の効果だと思われます。七赤吉方は楽しい食事の機会が増え、お金の巡りが良くなる吉方位です。
次の日は、ビジネスの勉強会に参加しました。
疑問点が解消され、叱咤激励され心を入れ替えてちゃんとしようと反省しました。これは本命殺方位に来たことよるものと思われます。
そして、さぁて帰ろうかな~と思ったら、北陸新幹線が運休していました。
え?!私帰れるの?と思いましたが、ひとまず東京駅へ移動しました。
東京駅は大混雑で、満員電車並みの人込みでした。
しかし、私が東京駅へ着いた時には、復旧していたのです。私の取っていた新幹線は40分遅れはしたものの動いていたので無事帰宅できました。
出発の日の朝、ちゃんと吉方位へ行って飲食したおかげで助かりました。
凶方位への1泊出張でしたが、朝ちゃんと吉方を取ったおかげで大難は小難に小難は無難になったのです。遅延したおかげでおみやげも買えたし、めでたしめでたしでした。
まとめ
旅行や出張などによる方位の影響は間違いなくあります。1泊2日でも上記のような状況になりました。
期間や移動距離が長いとその分影響力は大きくなります。「凶方位へ行くから何かある」と分かって、心の準備をしていくのと無防備で行くのとでは、心の焦り具合が全然違うのではないでしょうか。「ちゃんと吉方取ってきたから大丈夫!」この気持ちはかなりの安心感を得られるものです。
日盤は毎日変わるため、何月にどこへ行けばいいというざっくりとした判断では誤って凶方位へ行く可能性がありますのでご注意ください。
この方位の吉凶効果を活用して、旅行や出張を組んでいけば、運気がどんどんアップしていきます。また、凶方位へいっても運気を落とさず、困難が避けられるのです。日頃の行動を運気を上げるための行動に変えてどんどん人生をアップデートさせていきましょう。