「起業はしたいけれど、何をしたらいいかわからない」という人からのご相談をよく受けます。女性が起業したいと考えるときの多くは、資格を取ったり、何かを学習してスキルを身につけたりしたときです。

例えば、アロマセラピー、エステ、ネイル、ベビーマッサージ、ヒーリング、トールペイントなどのハンドメイド技術などの資格を取得したときに、起業を考える傾向があります。

学ぶときは、その物事に興味あるだけで構いません。しかし、起業となると話は別です。

あなたのやっていることをお客さんに選んでもらう必要が出てきます。また、そのことが「仕事として、本当に自分に向いているのかどうか」も客観的に見て判断したほうが良いでしょう。

このページでは、起業を考えたときに必要な「自分の思いや考え方が仕事になるかどうかの判断」と「自分の強みの見つけ方」について解説していきます。

やりたいことと仕事は別に考える

やりたいこと、興味関心があること、技術を習得したこと、取得した資格を活かして仕事にしたいと考える女性が多くいらっしゃいます。しかし、やりたいことと仕事として自分に向いていることは違うのです。

例えば、心理学やヒーリングを学んだからと言って、カウンセラーになったら、必ず成功するかと言うと、そうとは限りません。

なかには、その人の気質に合っていて、人気カウンセラーになる人もいるでしょう。

しかし、もし、今までの人生のなかで、友人や知り合いから悩み事を相談されたり、アドバイスを求められたりしたことが一度も無い人だったら、おそらく、カウンセラーには向いていないと言えます。

友人、知人など周りの人から、相談したいと思われないということは、カウンセラーとして起業しても、相談したいと思ってもらえない可能性が高いでしょう。つまり、集客できないため、仕事にならないのです。

興味や関心があって、学びたいと思いうことは素晴らしいことだと思います。ただ、仕事として、カウンセラーに向いているかどうかは別なのです。向いている人は、普段から人にアドバイスを求められたり、相談に乗ってほしいと言われたりすることが多い傾向にあります。

私は、現在、九星気学風水をベースに、鑑定やコンサルティングを全国から依頼を受けて行っていますが、学生時代からずっと年齢に関係なく相談されることが多くありました。また、誰にも言えないことを聞いてほしいと言われることも多くあったものです。そして、相談を受けた後は、必ずと言っていいほど、「話を聞いてくれてありがとう」「気持がスッキリした」と言われました。

これは、私自身の持つ個性であり、特性と言えます。ですから、「よく相談をされる」「人の話を聞くのが得意」という部分を活かして、仕事をすることにしました。

もし、私のような経験があるなら、カウンセラーとして起業した場合、情報発信や集客について学び、実践すれば、うまくいく可能性は高いでしょう。

しかし、あなたの特性の中に、人から相談されることが無いなど、カウンセラーとしての素質が無ければ、資格を取っても、仕事として生活していけるレベルにまで持っていくことは、かなり難しいものがあります。

頑張れば、それなりにお客様が見つかるかもしれません。ただ、向いていないことを仕事にしているので、長続きしないか、もしくは、仕事として続けていくことが苦しくなって行くはずです。

自分に向いている仕事とは

自分に向いているかどうかというのは、仕事にするしない以前に、その分野に関して、なにかしらの成果があるものです。特に意識していなくても、普段通り生活をしている中で、なぜかうまくできてしまうこと、人から求められたり、ほめられたりすることを仕事にするとうまくいく確率は高まります。

周囲の人の意見に耳を傾けてみましょう。小さいころから、良く褒められていたことや周りの人に良く頼まれたことは何でしょうか。

私の場合は、人の悩みを聞くことが多かったこともあり、カラーセラピストになりました。その後、教えてほしいと言われることが増え、セミナー講師としての仕事もするようになり、以前から学んでいた九星気学風水もプラスして、アドバイスをするうちに、コンサルティングを依頼されることが増えていったのです。

とても自然な流れでした。お客さんからの意見や求められていることを活かしていくことで、仕事は成り立っていくものです。

ただ、自分の中に素質が無い部分に執着をしていると、このような流れは起こってきません。自分の持つ資質を認め、理解することが仕事を軌道に乗せるために大切なことです。

自分の足元を固めよう

自分の持つ資質を認める第一歩として、まずは、自分の足元を固めることからスタートしましょう。

「足元を固める」とは、いまの段階で、自分のできることをひとまずやってみることです。新しい資格を取りに行ったり、今まで習得していなかった分野のことを学ぶことではありません。すでに持っているものを最大限に活用することです。

つまり、「自分の得意なこと」を活かすことになりますから、うまくいく可能性が高まります。

「得意なことがない」と思っても、小さいころから現在に至るまでの間をしっかりと振り返えると、何か見つかるものです。下記の項目について考えてみてください。

  • どういうわけか、すんなりとうまくいったことはなに?
  • なんだか分からないけれど、できたことはなに?
  • なぜか知らないけれど、評価が高かったことはなに?
  • 頑張っていないのに、できてしまうことはなに?

このように、自分の過去に質問をしながら「強み」を見つけていきましょう。遠慮したり、謙遜したりせず、どんどん書き出していって、何か今やりたいと思っている仕事に活かせることが無いか考えてみてください。

自分の持つ資質を知るには

自分の資質を活かして起業をすれば、難しいことはありません。過去を振り返って、ある程度見えてきた方も、まったく出てこなかった方も、今度は周囲の人から意見をもらってみてください。

当然のことですが、お金を払ってくれるお客様は、自分ではありません。自分の思いよりも、周囲の人が求めることを提供することで、売り上げは上がっていくのです。

起業するからには、売り上げが上がらないと意味がありません。やりたいことだけやっていて、赤字運営では起業する意味がないと言えるのではないでしょうか。

これが、「やりたいことではなく、自然とできることを仕事にするとよい」と言われる理由です。

「私で役に立てそうなことは何かな?」「私に頼むとしたらどんなこと?」「私って何が得意そう?」「どんな印象かな?」など、いろいろな角度から自分のことを聞いてみましょう。

もしかしたら、この視点でこれから自分のやろうとしていることを見直した際に、向いていないことに気付いてしまうかもしれません。

このとき、資格を取るために高額の支払いがあったり、たくさんの時間をかけてきたり、多くの苦労があった場合、かなりショックを受けると思います。今まで注いできたものを取り戻したいという思いが、ふつふつと浮かぶかもしれません。

ただ一つ言えることは、経験したことは無駄にはならないということです。きっと、どこかのタイミングで何かに活かせることがあります。少し、路線変更をする必要があるだけですから、まずは、自分の資質を見直し、活かすことを意識してください。

九星気学から知る自分の特性

ここまで述べてきたように、自分の特性を活かしてビジネス展開をすると、導かれるようにスムーズに物事が運んでいきます。

でも、「私に向いている仕事はなにか」と改めて考えてみても、人に聞いてみても、今一つ分からないという人が多くいらっしゃいます。また、今現在持っている資格や技術が、起業する際に活きるのかどうか、自分では客観的に判断できないと方も多いものです。

そのような方には、九星気学を用いて、自分の特性を見直すことをお勧めします。

九星気学は、生年月日から81通りの個性を把握することができ、自分の向き不向きなどの特性を把握できるのです。使命、潜在能力、ターゲットなどが分かるため、仕事選びの際に活用すると、無謀なチャレンジや回り道をすることなく、最短ルートで軌道に乗せることができます。

例えば、私の場合、一白水星(いっぱくすいせい)生まれですから、人の悩みを聞いたり、相談を受けたりすることが、もともと得意な性質を持っています。また、潜在能力を示す星は、三碧木星(さんぺきもくせい)です。三碧木星は、明るく元気で話好きな性質の星ですから、話を聞いたり、話したりするうちに、相談者さんを前向きな気持ちにさせることが得意と言えます。

私自身、九星気学を学んで、本当にその通りだなと、生年月日から分かる自分の特性に驚きました。

たくさんのご相談に応じてきましたが、うまくいかない人は、自分の特性を活かせていません。逆に、うまくいっている人は、自分の特性に合った仕事をしているのです。

なんの分野でどのように起業すればいいのか分からない方は、ぜひ、九星気学に基づいて自分自身を細かく分析してみてください。

まとめ

起業は、自分の得意な分野でスタートさせ、自分の特性を活かせるように組み立てていくと、スムースに発展していきます。この特性はあなたの「強み」です。

強みをベースに、自分を活かそうと意識しながら起業をすると、無駄に回り道をすることなく上手くいきます。強みを見つけるためには、自分の過去を振り返ったり、人に聞いたりすることが大切です。また、九星気学の技を使って見極めるとさらに良いでしょう。

今、自分が始めたい、やりたいと思っていたビジネススタイルと、自分の持つ特性(強み)をうまく絡めて、どんどん軌道に乗せていってください。