「名は体を表す」といいます。これは、「名前はその人の性格や本質を表している」という意味で用いる「ことわざ」です。ことわざになるくらいですから、古くから多くの人たちがそう感じるものだったのでしょう。

あなたも、名前とその人の印象が一致する体感をしたことがあるのではないでしょうか。

そうすると、あなたの名前を聞いて、人はあなたのイメージを名前から受け取っているということにもなります。

一般的に、意識するしないにかかわらず、このような認識のもとにある「名前」ですが、姓名鑑定においては、凶名は人生の足を引っ張り、整った正しい名前は人生を良い方向へ導くと考えるのです。

これから起業したり、個人的な活動をするとなると、たくさんの物事を判断する場面が出てきます。このとき、整った名前であれば、正しい選択ができますが、凶名の場合、判断を誤ってしまうのです。もし、本名が凶名であれば、ビジネスネームを使用して起業しましょう。

世間一般的に出回っている画数のみの姓名鑑定では、凶名を生み出します。しっかりと中身の整った正しい名前とは、どのようなものなのかこのページでお伝えしていきます。

姓名は生命

正しく整った名前を「正名(せいめい、しょうめい)」といいます。正名であれば、人間性が整い、努力をした分だけちゃんと結果に繋がるのです。しかし、凶名の場合は、必要以上の努力と大変な苦労を乗り越えなければ、目標達成ができません。

いま、もしあなたが何かに悩んでいたり、判断ができなかったり、周りが混乱していたとしたら、それは、名前の影響が出ている可能性があります。
「姓名」は、生命、正命、整命、正名、整名などと書くことができるように、名前を整えると命が整うことになるのです。つまり、楽に生きられるようになります。

「楽に生きられる」というと、何もしなくても良くなるというように誤解されることが多いのですが、そうではありません。

たとえば、人生を「道」とすると、石ころや水たまりだらけの荒れた道を進んでいくか、綺麗に舗装された道を行くか、どちらの道を歩んでいくかの違いです。当然、綺麗に舗装された道を歩んでいった方が、負荷が少なく楽に人生の旅を進んでいけることでしょう。

名前は「言霊」

それでは、正しい名前とは、どのような名前のことを言っているのでしょうか。ここから順番に解説をしていきます。

私たちは毎日、名前という言霊(ことだま)を受けて生活しています。言霊とは、日本において、言葉に宿るチカラのことです。正名なら正名の言霊を、凶名ならば凶名の言霊を受けて生活をしていることになります。

生命は音に反応して、成長していくものです。たとえば、ツルを伸ばす植物は、風の音を聞いて、巻きつけられそうなものを探して、気を感じて伸びていきます。

そして人間は、音から始まって、音で死んで行くものなのです。

まず生命が宿ったとき、3ケ月ほどで流産した場合は、物体として扱うため、届け出が必要ありません。しかし、4ケ月に入り、心臓の音が聞こえるようになってからの流産は、胎児として扱われ、死産の届け出が必要となります。音が始まると、人間として認められるのです。

反対に死ぬときは、ため息を吐くような音を出して、心拍が止まって死んでいくと言います。

また、人は、話の内容よりも言い方が気に入らないと言って気持ちが離れたり、対立したりすることがあります。つまり、音は気を動かす重要な要素なのです。

このように、音は気を動かす重要な要素ですから、名前にふさわしくない音は使用してはいけません。

これは極端な例ですが、「悪魔」と名前が付けられたら、いくら純真無垢な心を保って生きようとしても、事あるごとに「悪魔くん」と呼ばれたり、「○○悪魔」と書いたりして、頭の中に刷り込まれ続けると、悪魔のような考え方になってしまうのは避けられないのです。

名前は枠組み

四角い箱に入れて、メロンやスイカを育てると、四角いメロンやスイカができるように、正しい枠組みがあれば、身体と精神がその枠組みにそって正しく整います。その枠組みを名前は担っているのです。

それでは、正しい名前とは、どのような名前のことを言うのでしょうか。

三大真理と五大原則

正しい名前とは、三大真理と五大原則が揃った名前のことを言います。画数の吉凶を言うのではありません。

世の中に出回っている姓名鑑定の本は、ほとんどが画数のことしか考えられていないため、凶名を生み出しています。確かに、画数も考慮しますが、名前全体のわずか10パーセントしか画数の影響はありません。

それでは、三大真理と五大原則について解説していきましょう。

■三大原則

  • 字音…文字は気を呼び込みます。
  • 字形…文字は気を構成します。
  • 字義…文字は気を形成します。

字音(じおん)

ここまで述べてきたように、姓名鑑定のかなめは「音」です。気は音によって立ち上がり、音によって動きます。

たとえば、子供をしつけようとしたときに、同じ言葉を使用しても、優しい声で伝えるか、怒った声で言うのかで、子供の心へ与える影響は大きく変わるものです。強い声や激しい音は、恐怖心を生み、脳の発達を遅らせてしまうと言われています。

伝える内容よりも、音からたくさんの情報を得て、いろいろな感情が生まれるのです。そのため、姓名鑑定では、音を非常に重要だとしています。

字形(じけい)

姓名鑑定では、字の形がどのような状態かで、さまざまな気が発生すると考えるのです。「形」とは、名字と名前のバランスのことを言います。名字と名前の区切りで、上半身と下半身と見立てて判断すると分かりやすいでしょう。

たとえば、名字に対して、名前の文字数や画数が多すぎると、下半身が重すぎてなかなか行動に移せません。そのため、超現実主義な人物と観ます。逆に、名字の文字数と画数が多いのに対して、名前が1文字であったり、画数が極端に少ないと、片足で立っているような状態です。このような逆三角形の形状は、人生が不安定で、波乱万丈であると考えます。

字義(じぎ)

人の名前として適さない漢字があります。その漢字の成り立ちや意味が脳の働きに影響をあたえ、心の持ち方や物事のとあらえ方に作用するのです。

たとえば、「忍」という字を見てみましょう。忍は、刀を向けられている字です。この字を名前に持つと、我慢しなさい、絶えなさいと言われ続ける状態になります。その結果、忍耐強くなりますが、誰に言われたわけでもないのに、自分のやりたいことや言いたいことなどをずっと我慢して生きる人生になるのです。

当の本人は、その人生しか知りません。そのため、つらい人生だと気づかないのです。名前によってもたらされる苦労は、本来しなくても良い苦労といえます。ほかの名前だと、もっと軽快に物事が達成できるのです。

■五大真理

  • 読み下し(30%)姓名総体を読み下して鑑定します。
  • 陰陽の配列(20%)字画の奇数を陽とし、偶数を陰とします。
  • 五行の配列(20%)文字の一つひとつには五行:木・火・土・金・水があります。
  • 天地の配合(20%)姓名は「天・地」を持ち、その配合が社会的な運を確定します。
  • 画数(10%)文字の数がもたらす気への影響があります。

上記のように、画数鑑定が主流の世の中ですが、実は、画数による名前への影響は、全体の一割ほどしかありません。画数だけが整っていても、名前の良さが出てこないのです

陰陽五行、字の成り立ち、音の響き、字の組み合わせなど確認すべき点がたくさんあります。

これらをすべて本にまとめようとすると、1冊ではとても書ききれる内容ではありません。そのため、名前への影響が少ないにもかかわらず、単純明快な画数のみが、世の中に出回っているのです。

読み下し(30%)

三大原則がこの読み下しにあたります。姓名鑑定において、とても重要な部分です。音、形、字の成り立ちを観ることで、人生の傾向が分かります。

陰陽の配列(20%)

字の画数が奇数の文字を「陽」、偶数の文字を「陰」とし、配列により物事に対する判断力を観ていきます。この配列により、健康、人脈、お金のすべてに恵まれる名前、人と人との板挟みにあう名前、やってもやっても努力が結果にならない名前、何事も途中で終わってしまう名前などが分かるのです。

五行の配列(20%)

文字はそれぞれ「木・火・土・金・水」の性質を持っています。たとえば、3画の漢字で見ていきましょう。「下」は木、「大」は火、「也」は土、「山」は金、「凡」は水となります。

これら5つの性質を持つ漢字が、名前の中に3種類以上含まれていると、いろいろな考え方を受け入れることのできる器の大きな人物と考えられるのです。

ただし、配列によっては大凶となる組み合わせもあります。名字の最後の文字と名前の最初の文字の組み合わせが悪いと、対人関係に問題が生じやすく、苦労することになるでしょう。

天地の配合(20%)

名字の最初の文字の画数と名前の最初の文字の画数のバランスを観ていきます。凶の組み合わせの場合、上の立場の人と衝突しやすかったり、張り合ったりして、周囲に迷惑をかけることになるのです。

画数(10%)

名前による運勢に対して、画数は10%しか影響しません。画数が良くても、上記のような部分が悪いとかえって凶を強めることになるので注意が必要です。世の中全体的に画数鑑定のみに偏っているため、私としてはとても危険だと思っています。それなら、内容が良くて画数が悪い方が良いくらいです。

姓名鑑定の感想

ここまで述べてきたように、姓名鑑定とは、確認するべき部分がとても多く、画数のみで判断するものではありません。

私の鑑定を受けてくださった方から感想をいただいていますので、ご紹介します。

  • 以前に他の姓名鑑定を受けましたが、ここまで深く鑑定してもらったのは初めてです。
  • 自分の名前に使われている漢字の由来を知って驚きました。
  • 近頃、自分の人生について考えることがありお願いしました。自分の考え方や行動パターンのルーツが分かりスッキリしました。
  • これから事業を立ち上げようと思い、名刺を作る段階になり気になりお願いしました。ビジネスネームを付けていただき、良い方向に向かって行けそうでワクワクしています。
  • 自分の名前に込められた当時の親の心理や生活状況までもが分かり驚きました。
  • いつも悩みが尽きない原因が分かりました。

このように、名前から様々なことが分かるのです。

まとめ

姓名鑑定は、画数のみで判断するものではありません。画数の良し悪し以上に大切な要素がたくさんあるのです。

名前は、意識するしないにかかわらず、その人の考え方、仕事に取り組む姿勢、判断力、人を受け入れる器の大きさなど、多くの情報を発信しています。

事業をはじめるのであれば、自分の名前による人生の影響と対策を知り、整える必要があれば、ビジネスネームをつけて活動していきましょう。そうすれば、天が味方になってくれて、事業展開がスムーズにいきます。