夏は暑くて外に出たくないからとか、冬は雪が降っていて外に出られないからといって、売り上げが下がっていることを「仕方がない」と思っていませんか?

そんな天候の悪い時期は、多くの人が家にいて、インターネットサイトを見ているものです。こんな時だからこそ、キャンペーンやセールを行って、売り上げを自ら作りに行きましょう。

ただし、いつやっても同じ結果ではありません。衣料品の場合、確かに季節の変化がありますので、だいたいの時期は決まっていますから、「自分で売り上げを作りに行く」と言われても…と思うかもしれません。

でも、スタートする日を3日間の中の何日にするかによって、売り上げが3割変わるとしたらどうでしょう。日を選びたくなるのではないでしょうか。

このページでは、キャンペーンやセールを仕掛けていくときに、売り上げが上がりやすい日の選び方について、九星気学のワザに基づき解説していきます。

もくじ

売り上げは作るもの

暑かったり、寒かったり、天候の悪い時は、多くの人が家にいて、スマホやパソコンを使用し、インターネットを見ています。
「悪天候だから来客数が減り、売り上げが下がるのが当然だ」とあきらめず、これは、ビジネスチャンスだと捉える思考が大切ではないでしょうか。

悪天候の中、ビラ配りをするなんてことは、事故に合ったり、体調を崩したりする可能性があるため、自殺行為です。そうではなくて、インターネットを使用して、キャンペーンを行いましょう。

キャンペーンと言っても、快適な部屋で、お客様へ届けたい思い(記事)を書いて、サイト、ブログ、Facebook、メルマガを使用して、発信するだけです。

今の時代はこれだけで、ほとんど無料で広告宣伝ができてしまいます。これほどまでに恵まれている時代なのに、ウェブを駆使しないのはもったいないとしか言えません。

しっかり準備をして、お客様に情報発信をしていきましょう。

何をするか決める

キャンペーンやセールを打ち出そうと決意しても、いったい何をしたらいいのか分からないという方がいらっしゃいます。あなたの行っているビジネスの業種や業態によってできることは違いますから、下記の中で何かできることは無いか考えてみましょう。

  • 体験会
  • 相談会
  • お試し〇〇
  • モニター
  • お茶会・座談会
  • ミニセミナー
  • ワークショップ
  • 割引き(回数券の発行など)

今の時代は、実際に来店してもらう必要はありません。オンラインでも、お互いの時間を合わせることで、直接話すことができます。ZOOM、スカイプ、LINE通話、Messengerなど無料で使えるシステムを使用すればいいのです。

これらを活用すると、自宅にいながら、遠方の人でも、海外の人でも対応できます。そして、お客様になってもらうことができる時代です。アイディア次第で何とでもなります。アイディアを絞って、できることを考えてみましょう。

夏だから、冬だからなど、天候のせいにしたり、子供が夏休みだから、受験生がいるからと、家族のせいにしたりすることなく、知恵を絞って仕掛けていきましょう。

キャンペーンは、年に1~2回を入魂してやるよりも、毎週やるくらいに軽快にやったほうが良いものです。あまり力を入れ過ぎてしまうと、エネルギーが無くなりますし、予想よりも反応が無かった時に落ち込みます。

それよりも、たくさん企画して、行動してみて、改善策を見出しながらやっていく方が結果がちゃんと出るものです。

お客様ニーズの把握

とくに、起業初期の段階では、ターゲットが絞られていなかったり、どんなニーズがあるのかを把握できていなかったりすることによって、売り上げが上がらないケースが多くあります。

自分の業種や業態でできることを、たくさん企画して、どんどんやってみる中で、改善点が見つかったり、お客様の求めているものが分かったりするのです。その結果、お客様に喜んでもらえる絞り込みができるようになります。

リサーチをしていないと、お客様のニーズが分からないため、ギャンブル的な運営をしていくことになってしまうのです。これほど恐ろしいことはありません。必要とされない商品を大量に仕入れて在庫を抱えてしまったり、打ち出していないがために知られていないメニューが、最も求められているものであったり、お客様のことを知らないということが、一番恐ろしい経営方法なのです。

  • 自分はどんなお客様のお役に立てるのか?
  • 自分に求められていることは何なのか?

これらの把握は、起業しているなら必要不可欠な事項といえます。ここを怠ると、独りよがりな経営を行うことになりかねません。

最適なキャンペーンやセール期間は?

「頻繁にキャンペーンを行っても良い」と先ほど述べましたが、多くの人は、キャンペーンをするなら、1か月くらいやるものだと思っているのではないでしょうか。

ショップのバーゲンでよく見かけるのは、短い場合は10日ほどで、後は2~3週間や1か月間であることがほとんどです。でも、そうすると、購入する方としては「今日買わなくても、今度また来て買えば良い」と後伸ばしにする心理が働きます。

サッと短めの期間に、気軽に飛び込めるようなキャンペーンを打ち出していくことがポイントです。

あまり身構えずにキャンペーンやセールを打ち出すために、下記の4つのことを常に意識しておきましょう。

  1. どんなお客様に
  2. どんな解決策を提案して
  3. どんな方法(対面、ネット、物販など)で
  4. どんな明るい未来を提供できるのか

これらを考えておくと、すぐにお客様にとって有益で、選んでもらえるキャンペーンを打ち出せるようになります。キャンペーンの内容が思い浮かんだら、時期を決めましょう。

売り上げが3割上がるキャンペーンやセールの時期

土用(どよう)という言葉を聞いたことはありますか?よく、7月になるとスーパーやコンビニなど食品を扱う業種業態では、夏の土用になるとウナギを売り出すので、なんとなく知っている方も多いのではないでしょうか。

土用は、季節の変わり目で、気が乱れる時期をいい、年に4回あります。夏の土用だけが注目されやすいので、土用は夏にしかないと思っている方が多いようですが、春、夏、秋、冬の各季節ごとにあるのです。

この土用の期間中は、季節がハッキリしませんので、世の中に満ちている気もあいまいで、混沌としています。そのため、判断力が鈍り、ついつい余計なものまで買ってしまうのです。これは絶対に使う必要なものだと思って買っても、結局使っていないものがあるとしたら、土用期間に購入した可能性が高いでしょう。

この作用を逆手にとって、土用期間にキャンペーンやセールを打ち出していけば、購買意欲が高まっていますので、自然といつもよりも売れるのです。

そう考えると、お客様にとってマイナスなのではないかと考えるやさしい人もいるかと思いますが、そこは、お客様の判断ですから、売る側としては問題視する必要はありません。思い切って打ち出していきましょう。

各季節の土用期間は下記のとおりです。

4月17日から5月4日
7月20日から8月6日
10月20日から11月6日
1月17日から2月3日

年によって、数日前後することがありますので、確認してください。

売り上げが上がる宇宙の法則

このように、土用期間中はだれでも購買意欲が高まっていますので、物販はもちろん、マッサージやアロマなどのサロン経営をしている方やヒーリングなどのスピリチュアルなお仕事をしていらっしゃる方も、ぜひキャンペーンを打っていきましょう。

物を販売することはもちろん、回数券やセッションなどでも良いと思います。自分のお客様が求めていることをしっかりととらえて、提供してあげてください。

さらに、良い結果を求める場合は、九星気学の技の中にあります「進展性の法則(線路)」を活用しましょう。

物事を発展させたり、広げたり、長く続ける場合は、進展性の法則を用いると、物事を発展させる働きがあるため、売り上げが上がるのです。

進展性の法則を活用するためには、お店の場合は店長、事業経営者の場合はご本人の生まれ年によって、本命星を割り出す必要があります。下記の表からあなたの生まれ年を見つけてください。

ただし、気学は2月4日の立春から1年が切り替わりますので、1月1日から2月3日までのお誕生日の方は、前年の星となりますことをご注意ください。

ご自身の本命星が分かりましたか?本命星は、一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星の9種類です。

これらを人付き合いが上手な人数系列(じんすうけいれつ)、明るく元気で前向きな天数系列(てんすうけいれつ)、努力家で任せて安心な地数系列(ちすうけいれつ)の3つのグループに分けていきます。

人数系列は、本命星が一白水星、四緑木星、七赤金星の人たちです。この星の人たちの干支は、子、卯、午、酉になります。

天数系列の人は、本命星が三碧木星、六白金星、九紫火星です。この星の人たちは、干支が丑、辰、未、戌になります。

地数系列の人は、本命星が二黒土星、五黄土星、八白土星です。この星の人たちの干支は、寅、巳、申、亥になります。

これらを進展性の法則(線路)では活用するのです。このグループ分けは、本来の自分の力を発揮しやすい日を示しています。つまり、人数系列の人は、子、卯、午、酉の日に何か物事をスタートしたり、キャンペーンを打ち出したりすると発展し広がり、良い結果につながるのです。

まとめ

ここまで述べてきたことをまとめると、購買意欲が誰しも高まっている土用の期間中に、進展性の法則が働いている線路の日を選んで、キャンペーンやセールを打ち出していくと、売り上げが上がるということをお伝えしました。

土用期間は年に4回あり、線路の日は3日に1回必ず巡ってくる自分にとってパワーのある日です。この日を狙って計画的にお客様へ打ち出していきましょう。

なんとなく周りの店がやっているからと人に左右されたり、適当に日を選んでいたりする方は、時期と法則を活用してぜひキャンペーンやセールを行ってみてください。

これだけで、売り上げを前回のセールから倍以上に伸ばしたご相談者さんもいらっしゃいます。