「引き寄せの法則」というものご存知ですか?
引き寄せの法則では、「自分が想像したものが現実でも創造される」とされています。つまり、良いことを考えていると良いことが起こり、不安に思っていると、その不安なことが現実に起こってしまうという宇宙の法則があるというのです。
確かに想像してもいない事が、現実に起こることはほとんどありません。だからこそ、「想像する事で、全てをスタートさせることができる」ということは理解できます。
ただ、この考え方によって、ときどき致命的な勘違いが生まれている場合があるのです。特に、これから起業しようとしている女性の中に多くみられます。この間違いを持ったままでは、起業してもうまくいきません。
このページでは、引き寄せの法則を正しく理解し、現実的に天を味方につけてビジネスに活かす方法をご紹介していきます。
もくじ
引き寄せの法則の間違い
これから起業したいと考える人の多くは、とても勉強熱心で、自己啓発セミナーやビジネスセミナーなどに積極的に参加していらっしゃるものです。特に、女性は感性が鋭く、スピリチュアルな(精神性を大切にする)思考を持つ方が多いと感じます。
感性を大切にする思考はとても大切なことです。ただ、そんな中で多い間違いは、考えていることが現実で起こるという「引き寄せの法則」を学んで、「行動しなくても、想像していれば、それで良い」というものです。この勘違いがあると、ビジネスはうまくいきません。
引き寄せの法則を学んだ人の中で、結果が出せない人の多くが、思考することに集中してしまい、現実社会で行動を起こせていないため、成果を得られないのです。現実の世界で、ちゃんと成果を上げたいなら、それに見合った行動をした方が早いと言えます。
たとえば、のどが渇いていて何か飲みたいと、頭の中でどれだけ想像しても、目の前に飲み物が出てくることは無いでしょう。どんなに想像をしても、体が動かなければ、水やジュースは飲めません。
自分が提供したいサービスや商品を世の中に伝えるために、人脈を広げたいと思うだけで、ずっと家にいたとしたら、有力な実力を持つ人はもちろん、誰とも出会えないことでしょう。
そう考えると、本当に有効な引き寄せの法則とは、必要な時に的確な行動できるように、イメージを事前準備しておく事が大切だと言っているといえます。
自分が想像もしていないチャンスに出にであったとき、すぐに行動できる人はなかなかいません。
だからこそ、その準備を意識していない無意識の領域(潜在意識)から、事前に整えておくことこそが、本当に引き寄せの法則を活用することになるのではないでしょうか。つまり、頭でどれだけイメージを膨らませていたとしても、実際に行動しないと引き寄せの法則は活用できないのです。
結局、引き寄せの法則は、望む現実を目標として想像しつつ、実際に体を動かして行動する事が大切になります。ビジネスにおいていえば、お客さんに行動してもらう事が重要です。自分自身を動かす事ができないなら、他人に影響は与えられません。
しかし、だからと言って、やみくもに行動すればいいかと言うと、そうではないのです。自分の思いを実現し、良い出会いを引き寄せたいなら、あなたにとっての吉方位の気を取り入れることが有効です。
九星気学で本当の引き寄せ力を強める
九星気学の教えは、『自ら積極的に動くことによって「運」を変えられる』ことが特徴です。学問として学べる開運法としての側面が非常に強いといえます。運勢を良くしていく一番の決め手は、知恵と行動なのです。
目標である「なりたい自分」にむかって行動することで、弱い運を強い運に変える原動力や機縁が生まれてきます。先ほど、引き寄せの法則の間違いで述べたように、思っているだけでは、良いものを引き寄せ現実を変えることはできません。
しかし、だからと言って、ただやみくもに動いたのでは、なかなか望んだとおりの結果を得ることはないでしょう。大切なのは、しかるべき時にしかるべき方向に動くことです。逆に、動かずじっとしていた方がいい時もあります。そのタイミングを見極めることが大切です。
そのベストなタイミングを知るためには、方位が与える影響を理解することが必要になります。
森羅万象あらゆるものは、一時もとどまることなく、常に変化しつづけているものです。表面に現れた現象だけを追っていくのではなく、その根底にある法則を見ていく
ことができたら、それは大きな財産となります。
九星気学を理解することで、自分の性格や運気の弱点をカバーしたり、長所をさらに伸ばし開花させたり、全体を底上げして行くことができるのです。
九星気学を学び、実践することで、これまでの努力が何倍にも結実します。
また、受験や結婚、就職など人生の節目に合わせて、望み通りの効果が出るように、手を打つことができるようになるのです。このような戦略の繰り返しで、今までの運命の流れを変えたり、思いのままに運命を創造したりしていくことが可能となります。
九星気学を活用し良い運勢を引き寄せる
九星気学は、帝王学を中心とした中に、天文学、地政学、心理学、統計学などが含まれています。その中に、方位学も含まれており、兵法として戦国武将たちが活用していました。
いつ攻めていつ退陣するか、どちらの方向から攻めたほうが良いかなど、自分たちが優位に立てる方位とタイミングを計る際に、九星気学は使用されたのです。
そのような、国を動かすリーダーたちが使用したレベルのものを、現代では私たち一般人も学べる時代になりました。起業に際しては、この方法を使わない手はありません。
気の流れは毎日変わる
気は毎日移り変わります。例えば、自宅から見て毎日同じ方位にある職場へ出勤した場合、いつもと同じことをしているのに、何事もスムーズに運ぶ日と問題が起こって、クレーム処理に追われたり、失敗して落ち込んだりする日があると思いませんか?
これは、自宅から見た職場の方位が、吉方位だった場合と、凶方位だった場合の違いです。
もし、職場が良い方位だった場合は、その場で良い気をたくさん吸収することで、あなたの運気は上がります。しかし、凶方位だった場合は、その場の気をダイレクトに受けると、いくら前向きに明るくとらえようとしてもうまくことが運びません。そして、さらに、あなたの運気を下げてしまうのです。
この毎日変わる気の流れを見極めることができたら、悪い気を吸収せずに済みます。しかし、職場へは毎日行かなくてはいけませんね。今日は、職場が凶方位だからと言って休むことはできないはずです。そんな時には、まず、吉方位へ行ってプロテクトをしてから向かえば問題ありません。
吉方位に行ってプロテクトするとは
凶方位へ行く用事があった時には、自宅から見て吉方位にあるカフェやコンビニで何かを飲食するだけで、吉のプロテクトができます。自宅から出て、まず最初に飲食したり、2時間以上滞在したところの気を取り込むことになるからです。
欲しい気を取りに行く
凶方位へ行くときに、吉方位へ行き飲食することでプロテクトできるということは、つまり、自宅から最初に飲食した方位の気を得ることができると言えます。
ですから、自分が欲しい気をその場へ取りに行くことで運気を上げることができるのです。たとえば、金運をあげたい時には、金運アップする気がめぐる方位へ行って、その土地の気を取り入れることで、金運アップができます。信用や信頼を高めたい、人脈を広げたい、人間関係を円滑にしたいなど、目的に合わせて該当する方位へ行って、飲食をすることで欲しい気を得ることができるのです。これを吉方取り(きっぽうとり)と言います。
時々、今年の私の吉方位は東南だから、とにかく東南に行けばいいと間違ったとらえ方をしている人がいますが、年間を通しての吉は引っ越しでしか得られません。
確かに、方位の見方は、基本の配置である後天定位(こうてんじょうい)、毎年変わる年盤(ねんばん)、毎月変わる月盤(つきばん、げつばん)、毎日変わる日盤(ひばん、にちばん)があります。「今年の吉方位」といういい方は間違っていませんが、毎日行くと良い方位は、日盤で見なくてはいけません。
そして、万人共通の凶方位と個人的に悪い方位がありますので、この点も注意が必要です。年盤が良くても、日盤が悪いと、その日にその方位へ行くと良いことはありません。
自分の運気を上げてくれる方位をしっかりと見極めて、良い気の巡る方位へ行って飲食することで、自然と運気が上がり、あなたの才能が開花し、人脈が広がり、ビジネスがうまくいくようになります。
良い方位だとはいえ、用事のない方向へわざわざ行くのは、面倒に感じるかもしれません。また、飲食しなくてはいけないので、コーヒー代などお金がかかり不経済だと思うこともあるでしょう。
しかし、良い方向へ行って、1杯何か飲むだけで、運気が上がり、良い物事を引き寄せ、人間関係を円滑にしてくれるなら、自己啓発セミナーなどに高額投資したり、辛い努力をしたりしなくても済むのです。その結果、吉方取りでかかったお金は、それ以上の価値になってもどってきます。こんなに簡単に運気アップする方法を活用しないのは、大変もったいないと思います。
まとめ
巷ではやっている引き寄せの法則は、考えるだけで物事が創造されるとか、運気が上がるとする考え方です。この法則をいくら勉強しても、運気を上げることができない人が多くいます。その原因は、思考ばかりに意識が行き、現実的に行動をしていないからです。それでは運命はもちろん、いまも変わりません。
九星気学を活用すると、実際に行動することで、自らの運気を高めることができます。なりたい自分にあわせて、必要な気を取りに行く方法を学べるからです。必要な気を取り入れることで、天が味方になってくれて、必要な出会いや物事を引き寄せてくれます。
イメージを大きく膨らませることは、これから起業しようとする段階でとても大切なことです。しかし、頭で考えるだけで、実際に行動しないと現実は動きません。九星気学は、実際にどう動くべきかを教えてくれる学問です。