インターネットが普及したおかげで、何かの協会や大きな団体に所属していなくても、地方に住んでいても、全世界の人とつながることができる時代です。

個人事業家でも、たくさんの人とつながってビジネスができるチャンスの時代と言えます。インターネットがない時代は、独立起業をしようとした場合、資金的にも物質的にもかなりの苦労が必要でした。

でも今は、ブログやフェイスブックなどのSNSツールがあります。有料の広告宣伝機能を利用しなければ、基本的に使用料は無料です。個人起業家にとって、これほどありがたいものはありません。

ただ、これらのツールを活用したとしても、あなたのお客様にあなたの提供するサービスに関する情報が、ちゃんと届いているとは言い切れないのが実情です。そのため、情報誌の掲載やチラシなどの広告宣伝費をかけて拡散することを検討する方が多くいらっしゃいます。

あなたのことを必要な人にしっかりと情報を届けるためにはどうしたらよいのでしょうか。

このページでは、九星気学の技を活用して、個人事業で広告宣伝費をかけずに生き残るための術をお伝えします。

もくじ

資格取得後に起業し集客するには

スピリチュアルブームと言われる昨今、ヒーラーやセラピストなどの資格を取得する人が増えています。

情報過多の時代になり、自分を見つめ、自分らしい生き方を求める人が増えていたり、心の問題に向き合ったりする人が増えているため、これからますます心や身体を癒す仕事は必要とされていくでしょう。

ただ、心理学やヒーリングなどの勉強をして資格を取得したからといって、すぐに起業してうまくいくとは限りません。

商売として成り立たせるためには、あなたのセッションを受けたいと思ってくれる人を見つけ、さらに増やしていく必要があります。

そのためにはどうしたら良いのでしょうか。

スピリチュアルやヒーラーとしての技術を持っている方は、たいていの場合、自分の中のお金のブロックを解除するワークをしたり、自分自身のトラウマを癒したりしています。しかし、実際に集客につながっているかというと、そうではないようです。

今はタダで広告宣伝ができる時代

インターネットが普及する前の時代は、あなたのセッションのことをたくさんの人に知ってもらおうとすると、たくさんの人と会って口コミをお願いしたり、高額な宣伝費を払って広告を打ったり、ポスティングするなどの方法しかありませんでした。

しかし、いまは自宅のパソコンやスマホ1台で全世界の人とつながることができます。つまり、ほとんどお金をかけずに、広告や宣伝ができる時代なのです。ブログやフェイスブックなどのSNSツールを利用すると、全世界の誰もが閲覧できるため「全世界に発信できる」と言えます。

ただし、SNSはあなたのセッションとあなたのセッションを受けたい人を、直接つないでくれる道具ではありません。SNSを利用したことがある人は分かるかと思いますが、SNSの情報は流れて行ってしまうからです。

自分の商品やサービスと、お客様をつなぐために、検索サイトやブログ、フェイスブックなどでは、「広告」を利用することを推奨しています。

日を選んで広告宣伝・情報発信をすると集客できる

大きな規模でビジネスをしたいなら「広告」は最も効果的です。しかし、広告を打つには費用がかかります。

そして、どんな広告でも「とにかく打てば集客できる」というものではありません。

広告で成果を上げたいなら、いつどのタイミングで広告を打てば良い反応を得られるか見極める必要があります。

九星気学を用いると「広告宣伝や情報発信に良い日」が分かるのです。

この「広告宣伝・情報発信に良い日」に宣伝広告を出したりブログを更新したりしたときと、そうでないときに発信した時との反応を検証してみた結果、3割りほど差がでました。

無料のブログやフェイスブックでも、情報発信に良い日に更新すると反応が良く、通常の日に発信すると、反応が悪く広がりません。

良い反応を引き寄せる日は人それぞれ違う

この広告宣伝や情報発信に良い日は、大安や友引など一般的に良いとされている日ではありません。

個人の生年月日によって違うのです。ただ、この宣伝広告や情報発信に良い日は3日に一回巡って来ます。

この日のことを「線路」または「進展性の法則」と言います。

「線路日(発展性の法則)」とは

「線路」と聞くと、電車の走るレールを思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか。

この「線路」という名前は、その昔レールが日本に輸入されてきたとき、九星気学の使い手だった福沢諭吉が、「これは、目的地までまっすぐに連れて行ってくれるものだから、気学で言うところの「線路」だね。」と言って名付けたと言われています。

つまり、現在電車が走っているレールを指す「線路」は、気学用語なのです。

望む結果を引き寄せる日を選ぶ

気学では、「目的地までまっすぐに連れて行ってくれる日」を「線路の日」と言います。この日に何かをスタートさせると、拡大と発展をするのです。

この線路日を、発展させたい物事をスタートさせる日、情報発信をする日、新しいものを初めて使う日などにすると、思った方向へ発展していきます。

線路日の割り出し方

本命星の確認

まずは、あなたの生まれ年から本命星(ほんめいほし)を出しましょう。ただし、1月1日から2月3日までに生まれた方は、前年となりますので、ご注意ください。

本命星のグループ分け

上記の表では、本命星が9種類あります。その星をさらに性質別に3つのグループに分けていきましょう。

本命星が、一白水星(いっぱくすいせい)、四緑木星(しろくもくせい)、七赤金星(しちせききんせい)だった方は、人付き合いが上手な方たちなので、人数系列(じんすうけいれつ)と呼びます。

三碧木星(さんぺきもくせい)、六白金星(ろっぱくきんせい)、九紫火星(きゅうしかせい)の方たちは、明るく前向きな方たちなので、天数系列(てんすうけいれつ)と呼ぶグループです。

二黒土星(じこくどせい)、五黄土星(ごおうどせい)、八白土星(はっぱくどせい)の方たちは、コツコツと努力を積み重ねることが得意な方たちなので、地数系列(ちすうけいれつ)と言います。

線路の日の確定

一白、四緑、七赤の人数系列の人は「子・卯・午・酉」の日、三碧、六白、九紫の天数系列の人は「丑・辰・未・戌」の日、二黒、五黄、八白の地数系列の人は「寅・巳・申・亥」の日が線路の日となります。

毎日の干支が記されている暦で確認してください。12種類の干支4つずつ3つのグループに分けていますから、3日に一度線路の日が巡ってきます。

同じように、月と年にも干支がありますので、大きな物事のスタートには、線路年の線路月の線路の日から始めると天の助けを得て、予想を超えた発展が期待できます。

お店のオープン日の選定や起業届けの提出日など、発展させたい物事を行う日には、なるべく自分の線路となる年月日に合わせて決めてください。ただし、年は3年ごとになりますから、待てない場合は、月と日を線路に合わせていけばよいでしょう。

日常的な情報発信は、3日ごとに巡ってくる線路の日を活用していけば、必要な人に届きやすくなります。セールやキャンペーンをスタートする日、ブログを更新する日、メルマガを発行する日などに活用してください。

線路日活用の注意点

線路の日は進展性の法則とも言い換えられるように、物事を発展繁栄させる日です。つまり、この日に行ったり、起こったりした物事は、良くも悪くも発展することになります。ですから、悪いことが起こったとしても、発展させてしまうのです。

もし、自分の線路日に何かトラブルが起こったり、クレームを受けたりしたら、必ずその日のうちに解決させるようにしましょう。この日のうちに処理できないと長引いてしまいます。この日のうちに解決しておけば、問題は大きくなりません。

そして、人との縁を切ったり、離婚したりということには使わないでください。発展するとは、繰り返されるということです。線路日に離婚をすると、もう一度離婚をすることになる可能性が高まります。

繰り返し起こってほしくないことを行う日には、線路日を避けましょう。

まとめ

情報発信や広告宣伝をする日を選ぶことで、あなたのセッションを必要な人に届けることができます。この日を外してしまうと、せっかく費用をかけて広告宣伝をしたり、時間をかけてブログやFacebookの記事を投稿したりしても思ったような反応をもらえません。

九星気学は、その昔、戦国武将や国を動かすリーダーたちが使用した戦略の一つです。この九星気学の知恵と知識を活用すれば、狙った結果を得ることができるのです。

広告宣伝や情報発信の日を選んで、あなたのことを必要とする人へしっかりと届けましょう。