運の良い人と運の悪い人って言い方がありますが、「運が良い悪い」とは、何を基準にそのように判断するのか考えたことはありますか?

宝くじに当たったら運の良い人なのでしょうか。たまたま決断した選択が上手くいった人のことを運の良い人と言うかもしれません。

一般的に、事件や事故に巻き込まれた人のことを運の悪い人という傾向があるように思います。しかし、それは本当でしょうか。一見不幸な出来事でも、そのことがあったおかげで、人生か変わり大成功をつかんだ人の話を聞いたことはありませんか?

このページでは、運を良くするためにはどうしたらよいのか、天命、宿命、使命、運命のとらえ方について解説していきます。

運気と運勢の強弱

「運気が強い」とか「運勢が良い」とは、どのようなことでしょうか?

九星気学の世界では、思いを実現化するチカラが強い人を運気が強いといい、理想を現実化しやすい時期を運勢が良いといいます。

思いを現実化するには、自分の命を活かし、自分の持つ力を存分に発揮することが大切です。これができるということは、自分という命をしっかりと生きることであり、生命力が強いと言い換えることもできます。

人間の持つ4つの命とは

人は生まれながらに、4つの命を持っています。4つの命とは、天命、宿命、運命、使命です。これらをいかに自分の運勢に乗せて行くことができるかで、人生の大きな流れに乗り、強運を掴むことができます。

しかし、具体的にこの4つの命について考えたことはありますか?ここからは、天命、宿命、使命、運命の4つの命について解説していきます。

天命とは

天から与えられた命と書きます。「天」とは、上のイメージではないでしょうか。神、仏、アラーなどと言われることもあります。これは、宇宙に存在している根源の命のことで、太極(たいきょく)とも言い換えられる大きなエネルギーのことです。

私たちはもともと大きな宇宙の一部であり、同じものを持っているとされています。この考え方は、古代の思想家の中で確立され、心理学、哲学、医学などの発展に影響を与えた思想です。

天命は、天が私たちに与えた命であり、「この世で何をすべきか」という、この世での神や仏によって与えられた役割のことを指します。これは。60歳を過ぎてようやくわかるようなものです。

宿命とは

宿る命と書きます。宿命とは、今の自分へと命をつないでくれた先祖からの流れのことです。

たとえば、自分が生まれるためには両親がいます。その両親にもそれぞれ両親がいて、さらにさかのぼるとそのまた両親がいるはずです。このような一連の流れによって生まれた「自分」は、過去の誰か1人が欠けても生まれてこれなかったと言えます。

この流れは、DNAを繋いでもらっただけではありません。家系も引き継いでいるはずです。どんな家に生まれたかなど、前世から背負ったものも宿命になります。言い換えれば、過去の集大成でもあり、いわゆる「因縁」です。

お寺や神社の子供として生まれたり、お金持ちの家に生まれたり、貧乏の家に生まれるなど、その家の先祖代々受け継いだものを次の時代へとつなぐことになります。

自分を生んでくれたもの全ての繋がり、今の命と立場を作ってきたもの(過去)の集合体を宿命と言い、因果応報ともいえます。四柱推命や紫微斗数は、この命の流れ「宿命」を観る手法です。

命の流れの一部を切り取り、過去や今後の行きつく先を見て、「先祖にこういう人がいる」「いくつくらいに結婚する」「子供は何人くらい産む」などと言われます。

使命とは

使ってもらう命と書きます。「私の使命は何ですか?」と聞かれることが多いのですが、簡単に言うと、使命とは「今やるべきこと」です。目の前に現れた出来事に対して、場所や立場、タイミングによって、やるべきことは違います。

このその時々に「与えられた役割」を果たしていくと使命を果たすことになるのです。

たとえば、主婦だったら、主婦としての仕事(家事や育児など)、職場では、自分の担当する仕事、家族の中では、娘としての役割など、その場その場で与えられた仕事や役割があります。

それぞれの役割を精いっぱい取り組むことが、使命を果たすことになるのです。

使命を果たしていくと、自分の天命が自ずと分かるようになり、生きがいや、やりがいが感じられるようになります。少し難しいかも知れませんが、自分の使命の見つるには、もうすでに与えられている、自分の身近なところからヒントを探すようにすると良いでしょう。

運命とは

運ばれる命と書きます。自分自身という車に、天命、宿命、使命という荷物を乗せて動いているイメージをしてください。そう考えると運命は、自分の歩むやり方で変わるのです。

一般的に、私たちは、天命=運命だと考えています。天命=運命だと考えるなら、先ほど天命のところで述べたように、私たちは宇宙と同じ存在だということです。つまり、なんでもできるし、思ったことはすべて実現可能だといえます。

ほとんどの人は、運命=宿命で動いています。そのため、四柱推命がよく当たるのです。

九星気学の技(吉方を活用し、姓名を整え、家相を整える)を用いると、四柱推命が当たらなくなります。

九星気学は、受け身ではなく、自分の意志でどう動くかを決めていくための学問です。宿命をそのまま受け入れるのではなく、宿命を踏まえたうえで、自分で選択をして行動を変えていく為、人生の流れが変わってきます。

そのため、宿命でみる人生のポイントとなる時期がずれてくるのです。これは、宿命の路線から外れることを意味します。つまり、過去のカルマから解放されるのです。過去は過去として、そのまま存在しているのですが、違う道を進むことになります。

幸せになるとは

幸せとは、過去のしがらみ(宿命)からの解放であり、自分で未来をデザインできるようになることではないでしょうか。

そうなるためには、過去にこだわらず、この先自分がどうしたいかが大事です。天命を果たしたければ、使命をしっかりとやっていくことがポイントとなります。

ここまで述べてきたように、使命を全部集めたものが天命です。天は、私たちにやるべきこと情報やチャンスなどすべて与えてくれています。天は私たちに見えないため、人を介して必要なもの伝えてくれるのです。

つまり、人から頼まれること(使命)を一生懸命やっていき、それらを全部集めると天命を果たすことになります。そうなると、宿命(輪廻)にとらわれる必要がなくなっていくものです。

宇宙と一体になることを、「解脱」ともいいかえることができるでしょう。過去の人たちも全部天命の一部、宇宙の一部なので、だんだん自分の思うとおりになって、自由になってくるのです。

幸せになれない理由

「今を変えたい」「もっと儲けたい」などと相談を受けて、何かしらの提案したときに、今までのやり方を変えたくないという人が意外とたくさんいます。

今までのやり方がうまくいっていないから、変えたほうが良いとアドバイスしても、過去にこだわっていて、理想の未来に目を向けられず、目標に合う選択ができないために変えられないのです。

人は、宇宙に生かされる幸せや悦びより、不安や不満などの恐怖に意識を向けてしまうがために、ベストな言動を選べない傾向にあります。それは、生死をかけて生き抜いてきた先祖から受け継がれているDNAに刷り込まれた身を守るための遺伝子のせいかもしれません。

どちらかと言うと、幸せの選択より、恐怖から身を守る選択をしてしまいがちなのです。まずは、そこに気付いて、これからの選択基準を書き換えましょう。

九星気学を活用すると、このような底なし沼に足を突っ込んでいたことに気付くことができるようになります。自分で自分を見極められるようになるのが、九星気学を活用する最大のメリットです。

まとめ

運の良し悪しは、自分の選択によって変えられます。自分という命を自分でどう運ぶかを選ぶことができるからこそ、運命と書くのです。

いまの自分の命へと、つないでくれた過去の命の流れ(宿命)を踏まえつつ、理想の自分に向かって、未来に目を向け、目の前に来る物事(使命)に精一杯取り組んでいくことが、天命にむかって生きることになります。

ときには、自分の思いと一致しないことを依頼されることがあるかもしれません。やりたくないことをやるのは辛いものがありますが、来たものに対して、真摯に取り組みましょう。そうすることで、気付きを得て次のステップへと導かれます。

人を介して、天が与えてくれた使命を果たすことで、天命が動いて、望んでいた以上の結果を得ることになるのです。使命を果たすことが、天命へのアプローチになります。

自分の持つ4つの命に、少しでも早く気づいて行動を起こし、幸せをいち早くつかみましょう。