癒し系仕事やスピリチュアルな業界で、お金を稼ぎたいと思われる方が増えています。たとえば、ボディーワーク(マッサージなど身体を癒す)やセラピー(心を癒す)仕事などです。

そう思われる方は、自分自身の身体が癒されたり、心が満たされたりしたことを「広げたい」「知ってもらいたい」と思うところから、起業に向けてスタートする方が多いようです。

ただ、いざ起業しよう!売り上げをあげていこう!と考え始めると、かなりのやる気と元気などのエネルギーが必要だと気づかされます。そうすると、ついつい後回しにしてしまったり、逃げたしたくなってしまったりするのではないでしょうか。

このページでは、九星気学や心理学をもとに、あなたのやる気と実行力を活性化し、どうしても湧き出してくる焦りの気持ちを解消する方法をお伝えいたします。

もくじ

やる気エネルギーの必要性

起業をしようと決めたり、売上をあげようとキャンペーンを企画したりする時には、新しいものを生み出さなくてはなりません。0から1を生み出すタイミングが一番大変です。新たなアイディアややる気を自分の内側から湧き上がらせて行く必要があります。

新しいメニューを考えたり、商品を出したり、メルマガやブログで告知するなど、新しい行動を起こすにはエネルギーが必要です。ところが、やったほうが良いことは分かっていても、やらなくちゃいけないことが見えていても、新たな行動を起こすエネルギーがなぜか、湧き上がらない時があるものです。

  • 気は焦るのに、なぜか行動が起こせない
  • 締め切りがあるのに、違うことをしてしまう
  • やれば良いと分かっているのに、どうもできない

そんな時、一体どうすれば、やる気エネルギーを湧き上がらせることができるのでしょうか?

新しくスタートさせるエネルギーは東からやってくる

東は朝日が昇る方位です。これから正午に向けて、どんどん昇っていく朝日は、前進するエネルギーに満ちています。チャレンジ精神や前向きな気持ちが足りないと思われるときには、ぜひ、少し早起きをして朝日を浴びましょう。

早起きは三文の徳と言いますが、早起きすると自律神経が整ってきます。その結果、しっかりとした睡眠が取れるようになり、体調が整うのです。気力は、体調が整っているからこそ湧き上がります。体調不良だと、やる気はおきません。また、体調が整い、睡眠不足が解消されると、精神的にも安定します。

朝、太陽の光を浴びることは、やる気だけでなく、体調や気分を整えてくれるのです。肌のターンオーバー(肌の再生)も活発になり美肌にもなれます。起業すると人と会う機会が増えますから、肌も整えておきたいところです。

決意を伴う「やる気」は北東(鬼門)から生まれる

北東は、家相や風水をご存知の方なら聞いたことがあるかもしれませんが、鬼の門と書いて「鬼門(きもん)」の方位と呼ばれます。

家の形や間取りによる吉凶を判断する家相は、九星気学の考えがベースに整えられているのです。このとき、360度に十二支を配置します。1つの干支が30度を担当するのです。このとき、北東には「寅と丑」が配置されます。

寅は肉食獣で、牙があります。丑は草食で、角を持つ動物です。地球上の生き物には、牙と角を両方持つものはいません。この両方を持つ生き物と言えば、想像上ではありますが「鬼」です。このことから、北東には鬼がいるとされるのです。

鬼といえば、力強く激しいイメージではないでしょうか。ですから鬼門方位は注意するようにと言われるのです。

扱いに注意するように言われる北東ですが、干支にもそれぞれ意味があります。寅の字の由来は、地面から芽が出てきている様子を表しているのです。

地面を押しのけて芽が出る力は、かなり大きな動き出すエネルギーが働いていると言えます。ですから、住んでいる家の北東を、コンクリートや建物で全部埋めてしまうと、その家に住む人はやる気がわかないと言われるのです。また、北東に不要なものが山積みになっていたり、開かずの間だったりしたら、やる気は置きません。

もし、どうしてもやる気が起きないという場合は、家の北東方位が埋まっていたり、乱れていたりしていないか確認してみましょう。

実行力は南西から湧き上がるエネルギー

やる気はあるのに、実行力が足りないなと思う時には、住んでいる家の南西を見直してみましょう。

南西は、北東の反対側で、実行力を担当する方位です。北東から入った鬼が、南西に抜けていくと考えられ、裏鬼門(うらきもん)とも言われます。

北東と南西のそれぞれの中心を結ぶ線を「鬼門線(きもんせん)」と呼びます。鬼門線上は、激しい気が流れるため、特にゴミ箱など不浄なものは起きたくない位置です。

また、北東と同じように、南西もコンクリートや建物ですべて埋めてしまってはいけません。少しでもいいので地面を出し、植物を植えるなどして整えましょう。

もし、やる気も実行力も不足していると思う場合は、北東と南西の両方を見直し、できる限り整えてください。

自分の心を満たし焦りを解消する

いろいろとやらなくはならないことや、これからのことを考えると、どんどん不安になったり焦ったりしてきてしまうものです。

癒しなどのスピリチュアル系のお仕事をする人が、心に余裕がないといい仕事ができません。スピリチュアル系の癒しを求めてくるお客様は敏感な人が多く、マイナスの波動が伝わってしまうため、満足していただけなくなるからです。

焦りを感じて苦しくなってしまう場合は、思い切ってたっぷりと自然に癒されましょう。海でも山でもかまいません。自分がリラックスできる場所へ行って、海なら足を浸したり、砂を感じたり、風や波の音を聞いたりして心を開放してきてください。

頭の中に詰まっていたものをいったん手放して見るのです。そうすると、心が満たされるので、自分の中の豊かさエネルギーを呼び覚ますことができます。

自分の中のエネルギーが不足しているのに、「人のために…」と無理して行動していると、どんどんやる気が失われていくのです。

コップの中に水がある状態を想像してください。

コップを自分の心の状態で、水は自分の中の愛のエネルギーだとします。コップの中にわずかな水しかない状態のときに、人にあげていたら、自分もどんどん不足に感じるだけでなく、「やってあげているのにどうして返してくれないの?」という見返りを求める心が芽生えてしまうものです。

しかし、コップの中の水がなみなみと満たされていると、人に与えても全く見返りを求める気持ちが沸かないどころか、「あふれる分をどうぞ受け取ってください」という心になれます。

自分の中にエネルギーがたりないと感じる時は、まず、自分にエネルギーを注いであげなければならないのです。

焦りを感じる本当の理由を探る

早く売上をあげて、お金がたくさん入ってきたら、やりたいことをどんどんやりたいと思っているのに、現実は全然できていない。

このような焦りの気持ちを感じて自己嫌悪に陥っているのなら、その焦り下にある本当の理由を満たしあげることで、すぐに解消されます。

「早く豊かさを感じたい」と焦るとき、あなたの気持ちは何を求めているのでしょうか。

「ほしいものを買って、行きたいところに行って、自由に生きられる」そんな豊かなライフスタイルを実現したいと思っているのではないかなと思います。

基本的に人は「他人の役に立つ」ことよりも、まずは「自分がゆったりと自由に生きる豊かさを感じたい」ものです。自分が満たされると、人へおすそ分けをしたくなってきます。それが、良いとか悪いとかではなく、そういうものなのです。

豊かさを感じたいのであれば、その思いが満たされたとき、焦りは解消されます。実は「豊かさ」はお金がなくても感じられる感覚です。

  • 寝たい時に寝る
  • 食べたいものを食べる
  • 欲しいものを買う

どんな小さなことでも、これらを満たしてあげたら、簡単に豊かさの感覚は手に入ります。ですから、焦りを感じる時は、小さくてもいいので、自分の心が求めていることを素直に実行して、自分を満たしてあげてください。

そのうえで、「もっと満足度と幸福感をグレードアップしたい」と思ったとき、まさに、起業や事業拡大に無理のないエネルギーとアイディアが沸くのです。

まだ結果は出ていないとしても、自分の心と身体を満たせば、自然とお客様からの申込が来ます。

起業や売上アップの時は、たくさんの新しいエネルギーが必要です。

だからこそ、自分の身体をしっかり休めて、心を満たして、お金に対してもっとワクワクできる気持ちがとても大事といえます。

まとめ

起業や売上アップを決意したときは、やる気や実行力など大きなエネルギーが必要です。

自分でどうにか湧き上がらせようと努力をしても、どうしても立ち上がらない場合は、朝日を浴びたり、住んでいる家の北東と南西を見直したりしてみましょう。人も地球上に生かされている自然界の一部です。人も朝日や大地からのエネルギーの影響を受けます。

また、メンタル部分を整えるには、まずは自分の心を満たすことが重要です。自分の心が乱れる原因を見つけ、そこを整えていくことで、売り上げアップにつながります。

焦る気持ちを感じることはマイナスばかりではありません。お客様の心に共感することができるようになりますし、自分を見つめるいい機会にもなります。

このページでご紹介した方法も交えながら、やる気と実行力を沸き立たせながら、目標に向かって頑張ってください。